モンスターを飼うということ





「やあ、浅倉さんですか、３体もモンスターを飼っていると聞きましたが」
「そうですよ（あ゛〜、なんだこのインタビュー、だるい）」



「しかし３体もいてはご飯とかたいへんでしょう」
「そんなことないです、かわいがれば答えてくれますし（はやく終わんねえ？）」



「浅倉さん、刑務所でたばっかりってきいたから、
こわい人とおもってたけど、動物を愛するなんてかわいいなあ」



「じゃあ、このこたちの散歩がありますんで（二度と俺の前に現れるな）」
「あ、はい。お気をつけて」



「ところで、モンスターたちは浅倉さんのことどうおもってるんだろう？」



「浅倉さんやさしいですか」
「いや、全然」
「・・・あら？」



「浅倉さん好きですか」
「そうでもない」
「・・・おや？」



「浅倉さんによくしてもらってますか」
「まえのご主人の方がよかった」
「・・・あれ？」



「浅倉さ〜ん！」
「はい、なんでしょう（まだ何かあんのかよ）」



「あの、エイさんとサイさんの前のオーナーさんって・・・」
「ああ、あのひとたちです。
もともと彼らが契約して、僕が彼らを殺してモンスターを奪い取りました。（これで俺にビビッてにげろ）」



「ああ、そうだったんですか・・・って」



「・・・・」



「・・・・えっ！？」

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